3〜4年山で着て分かった。ノースフェイス『ドライドット』が定番になる理由

このドライドットを、僕はもう3年か4年くらい使っています。

登山用のベースレイヤーとして、非常にいいと思っています。

山では定番で、着ている人も多いウェアですが、長く使ってみると、その理由がよく分かります。

登山では、この下にミレーのドライナミック メッシュを重ねて着ることが多いです。

汗をかいたときの快適さが一番の理由

一番気に入っているのは、汗をかいたときの快適さです。

登山では長時間動き続けるので、当然かなり汗をかきます。

メーカーの説明によれば、ドライドットは肌側のはっ水ドライ層と表面の吸水拡散層による二重構造になっていて、汗を肌面から生地表面へ移動させて乾燥を促す仕組みとのことです。

実際に僕が3〜4年使ってきた体感としても、これを着ていると汗でベタベタした状態になりにくいと感じています。

これはあくまで僕自身の体感であって、メーカーが示す性能そのものを僕が検証したという話ではありません。それでも、長時間の登山でこの快適さを実感し続けているからこそ、ずっと使い続けています。

長袖なので、北アルプスでも日焼け対策になる

北アルプスなど標高の高い山でも、日焼け対策として長袖を着ながら、比較的快適に行動できています。

夏の低山だと長袖は暑そうに感じるかもしれませんが、標高が上がると日差しは強いのに気温はそれほど高くない、という場面もよくあります。

そんなときに、汗の不快感を抑えながら長袖で肌を守れるのは、僕にとってはかなりありがたいです。

胸ポケットが、思っていた以上に便利

胸についている小さなポケットも、実際に使ってみるとちょっとした物を入れるのに便利です。

最初はおまけ程度の機能だと思っていたのですが、使ってみるとリップクリームや小さな行動食など、すぐ取り出したい物を入れておくのにちょうどいい。

地味な部分ですが、僕が気に入っているポイントの一つです。

THE NORTH FACE ドライドットの黒い長袖トップス。胸のジップポケットとSUMMIT SERIESロゴが見える
地味に便利な胸のジップポケット。

シルエットがすっきりしていて、下山後も気にならない

シルエットもすっきりしています。

いかにも登山着という感じが強すぎず、山から下りた後でも悪目立ちしにくいところも気に入っています。

移動中にそのまま食事に寄ったりするときも、僕はあまり気になりません。

黒は、汗の塩分が目立つことがある

一方で、黒はかなり汗をかくと、汗に含まれる塩分が乾いて白く目立つことがあります。

これは色による見た目の話で、機能そのものの問題ではありません。

カラーはグレイッシュホワイト、TNFオレンジ、キャナルブルー、ブラックなどいろいろあるので、このあたりは好みで選べばいいと思います。

サイズ感は、僕にはやや小さめ

サイズ感については、僕には少し小さめに感じます。

体型によっては、ワンサイズ上を試してみてもいいと思います。

ただし、これはベースレイヤーなので、単純に大きければいいという話ではありません。

肌との距離やフィット感によって着用感も変わるはずなので、可能なら試着して、自分の体型に合ったサイズを選ぶことを勧めたいです。

僕自身は、あまりピチピチすぎるシルエットより、ある程度すっきり見えながら快適に動けるサイズ感が好みです。

クルーネック以外の選択肢もある

僕が使っているのはクルーネックタイプです。

クルーネックは非常に使いやすいですが、首回りの日焼けを特に避けたい人なら、ハイネックやフード付きなど、同じドライドットシリーズの別タイプも選択肢になると思います。

用途に合わせて、同じシリーズの別タイプを揃えるのもいいと思っています。

僕が評価しているのは、ドライドットという仕組みそのもの

僕が特に評価しているのは、商品そのものというより、このドライドットという素材・仕組みそのものです。

定番だから何となく売れているのではなく、実際に3〜4年山で使い続けてみると、定番になっている理由がよく分かる。

そういうウェアだと思っています。

ベースレイヤーとして、僕がかなり気に入っている一着です。

汗処理性能や快適さの感じ方には、体質・運動強度・気象条件・サイズ選びなどによって個人差があります。サイズ・フィット感は可能であれば試着したうえで選ぶことをおすすめします。

これも、けっこうよかった