夏の外回りでスーツの上着をどうする? 2年間ほぼ毎日使った携帯ハンガー
夏の外回りで、ずっと嫌だったことがあります。
スーツの上着をどうするか。
僕は2年間、日本国内の取引先をひたすら回り、現場の困りごとを聞きながら一緒に解決していく仕事をしていました。
飛行機、新幹線、電車、タクシー、徒歩。
キャリーケースを引きながら移動して、そのまま取引先へ向かう。そんな毎日です。
当然、夏もあります。
真夏の移動中にジャケットなんて着ていたくありません。
でも、これから取引先へ伺う。経営層の方とお会いすることもある。
そこでは、きちんとスーツを着ていたい。
じゃあ、移動中の上着をどうするのか。
腕に掛ける。
脇に抱える。
キャリーケースの上に載せる。
どれもやりました。
でも、嫌なんです。
腕に掛けていると汗がつく。シワになる。
キャリーケースの上に適当に置くのも嫌だし、新幹線の荷物棚に入れて、埃がついたり、他の人の荷物で押されたりするのも嫌でした。
そんな小さなストレスを何とかしたくてAmazonで探していたとき、見つけたのがこのハンガーでした。
見つけたのは、地味な携帯ハンガーだった
「ポータブルオルクハンガー」という、伸縮式の携帯ハンガーです。
小さくするとバッグに入る。

使うときだけ伸ばして、ジャケットを掛ける。

ものすごく単純な道具です。
正直、派手さはありません。
最初は僕も「これ、どう使うのが正解なんだ?」と思いました。
レビューなどを見て使い方を知ったのですが、実際に買ってみれば難しいことはありません。
そして最初に使ったとき、
「これ、使いやすいな」
と思いました。
そこから僕の夏は、ほぼこいつと一緒でした。
僕はこうやって使っていた
僕は以前から、ソフトタイプのキャリーケースを愛用しています。
柔軟性があって、荷物を入れやすいからです。
出張時は、そのソフトキャリーのハンドル部分にビジネスバッグを載せる。
そして、このハンガーにジャケットを掛けて、キャリーケース側に引っ掛ける。

ジャケットが地面に触れない位置にしておけば、そのままキャリーケースを引いて移動できます。

腕に抱えなくていい。
汗がつきにくい。
シワにもなりにくい。
そして何より、自分が楽です。
新幹線や電車でも、前の座席などに掛けられる場所があれば、そこにハンガーごと掛けていました。
わざわざ上の荷物棚にジャケットを置く必要もありません。
雨の日にも便利でした。
傘を持ちながら、ジャケットはハンガーに掛けて持つ。
腕に抱えてシワを作るより、ずっときれいな状態で持ち運べます。
取引先の少し手前でジャケットを着る
タクシーに乗るときも、基本的にはジャケットをハンガーに掛けたままです。
そして取引先の少し手前で降りる。
そこでジャケットを着る。
ハンガーを縮めて、さっとバッグにしまう。
これで終わりです。
取引先でお会いする相手は、僕が移動中にこんなハンガーを使っていたことなんて知りません。
それでいいんです。
これは、人に見せるためのガジェットではありません。
一人で移動している時間を少し楽にして、会うべき人の前ではきちんとした姿でいる。
そのための道具です。
ガーメントバッグではダメなのか
もちろん、僕もガーメントバッグを使うことはあります。
ただ、用途が違います。
たとえば、A地点からB地点へ移動して、ホテルなどを拠点にする出張。
こういうときにはガーメントバッグは便利です。
でも、そのまま取引先へ直行したり、一日に何か所も回ったりする人間にとって、ガーメントバッグは結構かさばります。
外回りでは、移動そのものが仕事の一部です。
電車に乗って、歩いて、タクシーに乗って、また電車に乗る。
そんなときに僕が欲しかったのは、大きなスーツ収納ではありませんでした。
必要なときだけ広げられて、終わったらバッグにしまえる小さなハンガー。
僕には、こちらの方が合っていました。
だから僕は、
拠点までスーツを運ぶならガーメントバッグ。 ジャケットを持ったまま動き続けるなら携帯ハンガー。
と使い分けていました。
付属の小物入れは、僕にはほぼ必要なかった
この商品には、小物を入れられる付属品もあります。
ただ、僕はほとんど使いませんでした。
2年間使って、僕に必要だったのはほぼハンガー部分だけです。
機能がたくさんあることより、必要な機能がちゃんと使えること。
僕にとってはそれで十分でした。
2年間、夏はほぼ毎日使った
僕はこのハンガーを、外回りをしていた2年間、夏場はほぼ毎日のように使いました。
僕自身のものは、その間一度も壊れませんでした。
ただし、一つ注意点があります。
伸縮部分を伸ばすときに、強い力で引っ張りすぎないこと。
同僚の一人が強く引っ張りすぎて、エクステンション部分が抜けて壊してしまったことがあります。
だから、そこだけは少し丁寧に扱った方がいい。
ただ、その同僚はどうしたか。
すぐに同じものを買い直しました。
一度便利さを知ってしまうと、外回りでは手放したくなくなる。
僕には、その気持ちがよく分かります。
気づけば、周りの同僚も使っていた
僕はこれを自分だけで使っていたわけではありません。
同僚にもかなり勧めました。
理由は単純です。
一緒に仕事をする仲間にも、取引先からいい印象を持ってもらいたかったから。
当時、周囲には20人ほどの同僚がいました。
最終的には、そのほとんどがこのハンガーを使うようになりました。
さらに、人が入れ替わるときの引き継ぎでも、このハンガーの話が出るようになった。
会社から指定された備品でも何でもありません。
一人が使い始めた、小さなハンガーです。
それがいつの間にか周囲に広がっていった。
それくらい、外回りをする人間にとって分かりやすい困りごとを解決してくれる道具だったのだと思います。
これは、ハンガーだけの話ではない
取引先の経営層とお会いする機会が増えて、僕が意識するようになったことがあります。
身だしなみだけで仕事が決まるわけではありません。
話す内容。
仕事の質。
相手との信頼関係。
当然、そちらの方がずっと重要です。
でも、だからこそ思います。
こんなところで、わざわざマイナスを作る必要はない。
同じように仕事ができる二人がいたとして、一人は汗とシワのついたジャケット、もう一人はきちんとしたジャケットを着ている。
少なくとも僕は、後者でいたい。
格好をつけたいからではありません。
これから自分のために時間を使ってくれる相手に、できるだけきちんとした状態で会いたいからです。
僕にとって身だしなみは、相手への敬意の一つです。
そして、そのために必要なのが大げさな道具ではなく、バッグに入る小さなハンガーなら、僕は喜んで使います。
外回りで同じことに困っているなら
内勤中心で、ジャケットを持ち歩かない人には必要ありません。
ホテルを拠点にしてスーツを運ぶなら、ガーメントバッグの方が適している場面もあります。
でも、
- 夏もスーツで外回りする
- 電車や新幹線を使う
- キャリーケースを引いて出張する
- 移動中くらいジャケットを脱ぎたい
- でも取引先には、きれいな状態で入りたい
そんな人なら、僕は今でもこのハンガーを勧めます。
僕の夏は、2年間こいつと一緒でした。
地味な道具です。
でも、こういう小さな工夫で、仕事中の余計なストレスが一つ減る。
そして、会う相手にはきちんとした姿で向き合える。
それだけでも、外回りの一日はけっこう良くなると思っています。
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紹介した商品
大武ルート工業 ポータブルオルクハンガー

筆者使用モデル
Amazonのアソシエイトとして、瀬名コサトのけっこういい人生は適格販売により収入を得ています。
